第20回創造研究会
第20回創造研究会は、2008年10月4日(土) 株式会社オムロン本社 会議室で開催した。
3.問題の定義:
問題の定義についてのマニュアルの確認を行った。
①工学的矛盾を定義できる
②物理的矛盾を定義できる
工学的矛盾を定義するときは、システムの工学的矛盾、サブシステムの工学的矛盾、部品の工学的矛盾ごとに定義すると良いのではないか。マニュアルに具体的な事例を載せる。
TRIZで定義されている有害作用、心理的惰性、工学的矛盾、物理的矛盾については、ガイドラインを準備するなどして、特殊な用語にならないように工夫する。
4.発想の事前準備
TRIZでアイデア発想する前に、頭をやわらかくする事前準備の方法についてマニュアルに載せる内容を確認と実際にマニュアルに掲載するやわらかくするための演習を行った。
STCオペレータ(サイズ、タイム、コストをゼロから∞まで振ったときに考える方法)についても掲載する。
演習
①Aグループは、なぜなぜ展開を再度、実施しスティックのりのフタが本体に接着し、フタが取れなくなるというメカニズムを見直した。
②Bグループは、固い台座、柔らかい台座、という工学的矛盾を作成したが、矛盾が成立せず、見直しした。見直した工学的矛盾の根本原因は、本体の高さで解くこととし、定義した直した矛盾から矛盾を解くためのアイデア発想を行った。